グスタフ・クリムト

b0054283_13221318.jpg唐突ですが、私は元々のんびりした性格でして、理想を述べるなら下記のような生活を営みたいと常々思っていますよ。

ヨーロッパの湖畔近くで、馬に乗ったり絵を描いたりしながら日々を過ごし、雲が表情を変えながら流れる姿を楽しむ。


いいなぁ。


でも現実は、色褪せた風景の中、くたびれた車に乗って忙しなく仕事をし、空を眺める心の余裕を無くした自分がいる。

理想とはかけ離れているが、それはそれでそれなりに楽しんで過ごしているからいいかなとも思う。
今の生活が楽しく感じるのは、やはり人との繋がりが大きいでしょうか。
もともと日がな一日絵を描いて誰とも会わなく過ごす事を心地よく思う性分でしたが、仕事柄多くの人たちと接触し、いろいろな考えを学ばせてもらう中で、どちらかというと後者の方が自分の生活スタイルに合っていたのではないかと思えるぐらいになりました。




私が好きな画家はグスタフ・クリムト。
自分の中で確立せずにふらふらとしていた物が一つの方向に定まったのは、中学生の頃彼の画風から受けた影響が大きいです。
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断崖絶壁の上で愛し合う男女。
生と死、そして愛をテーマとした彼の絵は、私が絵を描きたいと思う中枢となりうる部分を全てもっていました。

いつでも理想と現実は異なるものだけど、彼のこの絵を見ると、それは異なっているようで異なっていないような気持ちになります。

一歩間違えば死と隣り合わせの状況で、そのような状況にいる事を嘆くことは簡単だけど、その状況を愛おしく楽しいと思う事は難しいです。
ただ難しいだけであって不可能ではなく、それを可能にするのはやはり人と人の関係ではないでしょうか。
私にとっては、どのような状況であろうともの、それを乗り越える力強さを与えてくれる絵がクリムトの『接吻』なのかもしれません。


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難しい事は良くわからないけれど、楽しくがんばろうと思う。
理想と現実を繋ぎ合わせる為に。



嫁:「それにはまず、私に苦労かけさせないでね♪」

うはぁ、・・・断崖絶壁や(*´.`)
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by liner-s | 2007-01-27 15:33 | 管理人独走記事